【新譜発売情報】ジャン・チャクムル『Schubert + 3 シューベルト+クルシェネク』発売!

ジャン・チャクムルの最新CD『Schubert + 3 シューベルト+クルシェネク』が、5月15日に発売となります。

シューベルトの主要作品と彼の音楽に影響を受けた作曲家の作品を並べることで、その作品に焦点を当てるだけでなく、それぞれの作品に新たな魅力を感じてもらいたいというチャクムルのシリーズ『Schubert +』の第3弾!

第3弾はエルンスト・クルシェネク(クレネク)です。ウィーン出身でドイツやアメリカで活躍したクルシェネクは、作曲家として70年以上のキャリアを持つ多作家。時代によってさまざまなスタイルを取り入れたことでも知られますが、1920年代に作曲したピアノ・ソナタ第2番は、シューベルトを思わせる技巧ながら19世紀のウィーンというよりも20世紀初頭のパリの香りがする音楽です。

シューベルトの未完のソナタ第15番は「レリーク」の名で知られ、未完にしてシューベルトの重要作とされています。当ソナタはシューベルトの生前には出版されず、シューベルトの死後、1839年にローベルト・シューマンにより発見されました。

20世紀に入りクルシェネクだけでなく、バドゥラ=スコダ、プルーデルマッハーなどの名ピアニストも補完版を発表しています。クルシェネク版についてチャクムルは「スコアに明記されていなければ、クルシェネクがどこから補筆しているのか聞き分けるのは難しいだろう」と語っています。

CD発売に先駆け、各サブスクリプションサービスでは既にお聴きいただけます。


Schubert + 3 シューベルト+クルシェネク

【収録情報】
(1)クルシェネク:ピアノ・ソナタ第2番 Op.59 IEK29(1928)
(2)シューベルト:ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817(1824)
(3)シューベルト:アレグレット ハ短調 D.915(1827)
(4)シューベルト(クルシェネク補完):ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」(1825)

ジャン・チャクムル
ピアノ/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert Grand)
録音:2022年9月12~17日/テスマー・トーンスタジオ(ハノーファー)
プロデューサー&サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ

★SACDハイブリッド盤。

品番:KKC-6849
原盤品番:BIS SA-2690
国内盤:(国内仕様)
ジャンル:クラシック器楽曲
価格:¥3,300 (税込)
形態:SACD Hybrid
その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopa
収録時間:67:54
付属品:輸入盤・日本語帯・解説付
入荷予定時期:2024年5月上旬

品番:BIS SA-2690
ジャンル:クラシック器楽曲
価格:オープン価格
形態:SACD Hybrid
その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
収録時間:67:54
入荷予定時期:2024年5月上旬


なお、前作の第二弾、「シューベルト+ブラームス」は、フランスの音楽誌『ディアパソン』の 5月の Diapason d’or 受賞をはじめ、
様々なメディアで評価を得ています。
7月19日 (金)、 20 (土) には、愛知県芸術劇場コンサートホールでの名古屋フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会にも出演予定のチャクムル。
これからも彼の躍進にご注目下さい!

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