指揮者の秋山和慶さんが、1/26に肺炎のため逝去されました。
ジェスクでは、2017年の第38回霧島国際音楽祭の指揮者を務めてくださったことが昨日のことのように思い出されます。
宝山ホールでのキリシマ祝祭管弦楽団にて、音楽祭音楽監督であり、秋山さんの盟友の堤剛さんとシューマン チェロ協奏曲で共演いただきました。
その年は音楽祭史上初、ファイナル・オーケストラ・コンサートが台風のため中止となったため
飛行機も飛ばず、鹿児島から新幹線で東京に帰られることになった秋山さん。
大の鉄道好きでも知られた秋山さんですが、その際もむしろ喜んで下さり、スタッフ一同が救われる思いでした。
本年3月29日には、ジェスク所属アーティスト・谷 昂登と日本センチュリー交響楽団との共演でご一緒することが予定されておりましたので、
指揮活動のご引退、そして今回の訃報に際し、大きな悲しみに包まれております。
一同、これまでのご活躍、音楽界への多大な貢献に感謝するとともに、ご冥福を心よりお祈りいたします。
ジェスク音楽文化振興会
第38回霧島国際音楽祭より



